ご挨拶
「ラフェ・クレール」では皆様にひとかたならぬご愛好をいただき、厚く御礼申し上げます。
ただいま、私たちの新店「Aile Blanche」(エル ブランシュ)の開店の準備中です。
当初2月初旬オープンを予定していましたが、工事の遅れもありまして3月初旬オープンになりました。
私はフランスでの修行中に「la Cuisine du bien-être」(ラ・キュイジーヌ・デュ・ビアンネートル)という言葉に出会いました。この言葉は「人々を幸せにする料理」という意味です。
この言葉との出会いをきっかけに、前職のレストランの料理長に就任したときから私は「身体に優しいフレンチ」をテーマに料理と向き合ってきました。
「身体に優しいフレンチ」とはただ低カロリーであるということではなく、優良な生産者と真剣に向き合い、安全な食材を調達することからはじまります。これらの厳選された食材の「力」を最大限引き出すために、料理の基本である塩や水にまでこだわっています。
数種類の天日塩を使い分け、宝石を通して作られるミネラルウォーター「エレン水」を使って作られる「身体に優しい」料理はお客様からも大変好評を頂いていました。
今年3月、麻布十番にオープンするレストラン「エル ブランシュ」は20席ちょっとの小さなレストランですが、弟、小川雅之と力を合わせて、「身体に優しいフレンチ」とインパクトではなく「余韻を大切にしたサービス」で幸福感のあるレストラン創りを目指したいと思います。
新しいレストラン「Aile Blanche」(エル ブランシュ)で皆様とお会いできる日を楽しみにしています。
エル ブランシュ
オーナーシェフ 小川智寛