僕が前職のレストランでシェフに就任して初めて雇い入れた、
数人のうちの一人の料理人。
新卒ではあったけれど、歳はもう20歳を超えていた。
他の同期が18,9歳だったので彼は年齢的には遅れてのスタートだった。
その時からずっと僕の下で支えてくれた。
あれから15年...
一度は別のレストランのシェフになり僕の下を離れたけれど、
エルブランシュがオープンして間もなく、彼は僕の下へ戻ってきてくれた。
彼は料理の腕はもちろん、サービスもこなし、
人間的にも非常にバランスのいい男だ。
僕からすれば理想の料理人に近い。
そんな彼が旅立つときが来た。
もっと上を目指す為に。
「半田亮」という、僕の最高のパートナーの旅立ちを心から祝いたい。
そして、本当に感謝している。
ありがとう。