料理人の休日

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カテゴリ:エル ブランシュへ、ようこそ( 71 )

エルブランシュ10周年!

麻布十番にAileBlanche(エルブランシュ)をオープンして今日で10年が経った。

もう10年かあ。


独立しようと店舗を探し始めて、

この場所を見つけるまで1年くらいかかったなあ。
何十軒も見て回って何十回応募しても審査に落ちまくりの1年。
料理の経験はあっても、経営実績がないからどこも受け入れてくれなかった。


物件探しに疲れ果ててた頃、無謀にも麻布十番という一等地にある、

しかも新築の物件に申し込んだ。
もちろん、すぐに返事が来て、

(ビルは8店舗しかないのに)30社以上の応募があるし、

すでに応募は締め切っていると。


やっぱりね…というか、締め切り過ぎてたんだ…。


断れるのは慣れてたからすぐに諦めがついた。
でも、3日後、先方から連絡が。
僕の事業計画書を見て、社長が会うだけあってみたいと。


おおー!


制限時間は15分。
そして、その社長が僕を拾ってくれた。
他は全て実績ある企業で、僕だけなんの実績もない個人だったのにもかかわらず。
「小川さんに真ん中(5階)を貸すよ。やってみなよ。」と。
そして、「今度、お寿司食べに行こうよ」と。笑
(後日、恵比寿でお寿司をご馳走になりました。)


喜びもつかの間、さらなる試練が。
保証金12か月分というとてつもない金額を契約までに収めなければならない。
それは無理だった。僕の貯金全部叩いても保証金にすらならなかったから。


もう一回諦めた。
最初から無理だったんだと。


そしたら奇跡が起こった。
当時、僕がシェフを務めていたお店のお客さんにこの話をしたら、

数人のお客さんが、な、なんと、お金を出してくれた!
「小川くんならやれるよ」と。


こうして、エルブランシュは、

僕を拾ってくれたビルの社長やお客様の期待と応援によりオープン出来ました。
だから、エルブランシュは感謝で成り立っています。


今日で10年。
恩返しにはまだまだほど遠いけど、

みなさまのお陰で10年という距離を走り抜けることが出来ました。

みなさま、本当にありがとうございます。
これからも精一杯を続けます。
どうそよろしくお願いいたします。


エルブランシュ

シェフ 小川智寛


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by le-tomo | 2017-03-09 11:48 | エル ブランシュへ、ようこそ

受賞致しました。

この度、The Tabelog Award 2017 Bronze賞を受賞致しました。

こんなちっぽけなお店が賞をいただけるなんて思っていませんでした。
これもひとえにみなさまのお蔭ですので、心より感謝申し上げます。
残念ながら、授賞式には出席出来ませんでしたが、
とても華やかな式典だったようです。

受賞式の様子です↓
今年でエルブランシュは10周年を迎えます。
今までは前だけを見て歩んできましたが、
これからは周りをよく見て、知らない世界も積極的に覗きながら、
一歩一歩、歩幅を大きめに歩んでいこうと思います。

どうぞ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

エルブランシュ
シェフ 小川智寛
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by le-tomo | 2017-02-25 22:15 | エル ブランシュへ、ようこそ

ビゴール豚とステファン

先日、ビゴール豚と言う素晴らしい豚のプロモーションのため、
フランスからステファンが来日。

以前、僕はビゴール豚のあまりの素晴らしさに感激し、
このブログでも紹介したことがありました。

ステファンがエルブランシュに来てくれたので一緒に記念撮影。
ビゴール豚の魅力を改めて感じました。
近々、エルブランシュでお出しします。
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by le-tomo | 2016-10-31 22:27 | エル ブランシュへ、ようこそ

Surf&Turf

料理人になって20年以上が経った。
自分のお店をもって8年が過ぎた。

今までエルブランシュは「魔法のフォアグラ」でここまで来れたのだけど、
最近、僕は新しいテーマの料理に挑戦している。

それが、「Surf&Turf」(サーフ&ターフ)
海のものと山のものを一つの料理で表現するということ。
味わいを立体的に表現でき、複雑な味覚の構成ながらも舌の上ではシンプルに感じるように、
海と山との一体感を目指す。
この発想は僕の生まれ故郷の福井にある。
日本有数のリアス式海岸を持つ福井は、海と山とが非常に接近している珍しい地域。
名水百選に選ばれるほどの美味しい湧き水が、たっぷりのミネラルと共に海に流れ出て、
その海は荒々しくも優しい日本海。そこにはたくさんの魚介がたくましく生きている。
山には、自然の森林が生き生きとしていて、そこには動物と人間と山菜が共に生きている。
そんな田舎の福井。
そんな素敵な福井。
それは今の僕には美しく感じる。

Surf&Turfはそんな美しさを料理で表現したいと思ったから。
まだまだ発展途上中だけど面白くてたまらない。
例えば牛肉の赤ワイン煮とオマールエビを合わせてみる。
仔羊のローストのソースに浅蜊の出汁を加えてみる。
なんて豊かで、なんて美しい味なんだろうと思う。

今の僕の感性を、出来るだけ精一杯見開いて、僕は料理と向き合う。
それが僕の料理人の道。

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by le-tomo | 2015-08-06 19:40 | エル ブランシュへ、ようこそ

あけましておめでとうございます。2014

新年、あけましておめでとうございます。

昨年は、新しいお店をオープンすることが出来、
忙しくもやりがいのある1年を送ることが出来ました。

みなさまの応援に助けられ、
スタッフの協力で、数々の壁を乗り越えることが出来、
だからこそ、決して僕は後ろを振り返らずに前に前に進んでこれました。

今年、僕たちはもう一段、階段を上ります。



僕が尊敬する偉大なシェフはフェルナン・ポワン氏。
2mくらいある巨漢のシェフでヴィエンヌというリヨン近くの村の、
「ラ・ピラミッド」というレストランのオーナーシェフでした。
彼は、フランス料理に新しいスタイルを提唱した偉大なシェフ。
彼の弟子達が、彼の教えを継承し、
後にそのスタイルは「ヌーヴェル・キュイジーヌ」と呼ばれるようになりました。

「すばやくおいしい料理を。
温かいものは温かい状態で、冷たいものはより冷たい状態で。」

今では当たり前に思えますが、当時は画期的なスタイルでした。
そして、彼はこうも言いました。

「腕の良い料理人は自分の学び取ったもの、
すなわち自分の個人的な経験のあらゆる結果を
自分のあとに続く世代に伝える義務があるのだ。」

僕も、こうありたい。
精一杯挑戦して、たくさん経験を積んで、そして将来、それを次世代に伝えたい。
まだまだ僕はちっぽけだけど、
いつか僕の経験とあらゆる結果を自分のあとに伝えたい。

だから僕たちは、今年もたくさんの経験をするために階段をさらに一段上ります。


みなさま、今年もエルブランシュをはじめ、
はじっこブラッスリー「アジルジョーヌ・テラス」、
フォアグラバル「アジルジョーヌ」をどうぞよろしくお願い致します。

1月6日(月)18時より全店舗の営業を開始します。


小川智寛

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by le-tomo | 2014-01-04 23:05 | エル ブランシュへ、ようこそ

復活!リニューアルオープン!

エルブランシュと同じビルの屋上(9階)に、2009年にオープンした、
はじっこブラッスリー「アジルジョーヌ」は、
今年8月25日に一旦閉店しました。

...が、今月25日に復活します!
8月25日 はじっこブラッスリー「アジルジョーヌ」閉店
9月3日 麻布十番1丁目に、フォアグラバル「アジルジョーヌ」新規オープン!
9月25日 閉店した、はじっこブラッスリー「アジルジョーヌ」が、
       はじっこブラッスリー「アジルジョーヌ・テラス」としてリニューアルオープン!
http://asile-jaune.info/terrasse

といった経緯です。

みなさん、奇跡の復活を遂げる、
はじっこブラッスリー「アジルジョーヌ・テラス」もどうぞよろしくお願い致します。


★★★


http://asile-jaune.info/terrasse

モンマルトルの丘には、夢があります。

パリの小高い丘、真っ赤な夕日が沈めば、
綺麗な夜空に見守られた、明るい夜のはじまりです。
アコーディオンの、艶っぽい音楽が鳴り響き、
ビールを片手に陽気に騒ぐ人たちや、
ワインを片手に寄り添いながら今を楽しむ恋人たちが、
陽気に時を過ごします。
画家たちや音楽家、詩人たちの伝説に包まれた、
「パリのはじっこ」モンマルトル。
アジルジョーヌ・テラスは、そんなブラッスリーをイメージしています。
最高食材を知り尽くした僕が、料理監督として、
「理由あって安い。でも、すごくおいしい。」をコンセプトに料理を提供します。
喩えて言えば、「パリコレのモデルさんが、
普段着に選ぶ、おしゃれなジーンズ」のような、そんな料理です。

モンマルトルの丘から眺めるエッフェル塔のように、
ガラス張りの屋上、アジルジョーヌ・テラスからは、
きらきら光る東京タワーが望めます。


どうぞ、アジルジョーヌ・テラスにいらしてください。
極上食材の「はじっこ」を使った料理と、
安くて綺麗な味わいのワインを取り揃え、お待ちしています。
モンマルトルの丘には、夢があります。
その丘は、麻布十番のちいさなビルの、9階にあります。

エルブランシュ
オーナーシェフ 小川智寛


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by le-tomo | 2013-09-14 14:36 | エル ブランシュへ、ようこそ

オープンします!

前々から考えていた、フォアグラを気軽に楽しめるバルをオープンします!

9月3日18:00オープン!

場所はエルブランシュの近所、麻布十番1丁目です。
鳥居坂下の交差点を麻布十番側に渡ったところです。
是非、みなさま、お越し下さい。

<フォアグラバル アジルジョーヌ>
東京都港区麻布十番1-5-10 パティオ麻布十番1F
TEL:03-6447-2449
営業時間:18:00~27:00(L.O)

コンセプトはこちらです。↓

ベルエポック、明るい夜のはじまり。

パリが美しく繁栄した、きらびやかで華やかな時代、ベルエポック。
華やかな時代の中で、ひっそりと佇む一軒の酒場。
扉を静かに開けると、そこは明るい夜のはじまり。
ワインを片手に、流れるシャンソンに酔いしれながら、今を楽しむ陽気な人々の笑顔。
気の合う仲間と愉快にワインを飲み交わし、夢と希望を語り合う、喜びに満ちたひととき。
ここでしか味わえない、魅惑的なフォアグラ料理が次々にテーブルに運ばれ、
綺麗で、美味しくて、安いワインのコルクがどんどん抜かれていく。
まるで、パリの芸術家たちが伝説を作る前の、明るい夜のはじまり。
フォアグラバル・アジルジョーヌはそんな酒場をイメージしました。

プロデュースするのは、僕がオーナーシェフを務める、
麻布十番のフランス料理店「エルブランシュ」
「魔法のフォアグラ」がスペシャリテのレストランです。
濃厚でねっとりとした食感。
ふくよかで、リッチな味わい。
そして、セレブな雰囲気を持つフォアグラ。
フォアグラは古代ローマ時代より、世界中の人々を魅了してきました。
しかしながら、フォアグラといっても、ピンからキリまで、いろいろです。
世界中のフォアグラの中から僕が選んだのは、フランスはランド地方の、
ジャンダニエル・キャスタン氏の手による、世界最高レベルのフォアグラ。
そう、エルブランシュの「魔法のフォアグラ」と同じものです。
この最高レベルのフォアグラを、丁寧に、正確に調理して、
素晴らしく美味しい、バリエーション豊かなメニューで、
もっとカジュアルに、もっと気軽に楽しんでもらいたい。
リッチで優雅な気分を味わって、明日への元気にしてもらいたい。
そんな願いが、フォアグラバル・アジルジョーヌに込められています。

もちろん、フォアグラ料理以外も、
ワインによくあう気さくな料理をたくさん用意してお待ちしています。
バルスタイルの気軽なお店。
なので料理もワインもバル価格。
店内にはテーブル席のほかに、カウンターもあって、
例えば、お友達との待ち合わせに軽く一杯でも大歓迎。
仕事帰りに大切な仲間と、美味しくて安いワインを片手に、
気軽にフォアグラ料理をちょっとつまんで、
ちょっとリッチな気分で一日を締めくくるのもよし。

入り口のドアを開けると、ちょっとした階段があります。
目下に広がる穴倉のようなバルには、
今を楽しむ、陽気な仲間たちが集まります。
ちょっとセレブな装いのフォアグラ料理と、気さくなバル料理の数々を、
綺麗で美味しいワインとともに取り揃えてお待ちしています。
フランス料理店エルブランシュがプロデュースする、
フォアグラバル・アジルジョーヌで、明るい夜のはじまりをお愉しみ下さい。

エルブランシュ
オーナーシェフ 小川智寛
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by le-tomo | 2013-09-02 03:09 | エル ブランシュへ、ようこそ

神々の宿る楽園。バリ島へ、美食を届けるプロジェクト。

見渡す限りの青い海。
どこまでも続く青い空。
インド洋に浮かぶ南の島の高級リゾート、バリ島。


海の青と空の青。
どこが境目なのか、ただひたすらに青く、そしてひたすらに大きく。
白い砂浜で青い海を眺めている時間は、
いつの間にか、ゆっくりと、静かに過ぎてゆく。
青から赤へと、時も風をも染めてゆく夕焼けのころ、
神々を祈るケチャックダンスの、神秘の音が聞こえてくる。

世界の一流ホテルが、ここに集まり、
世界のセレブが、癒しを求め、海を渡ってやってくる。
ここは、まさに神々の宿るパラダイス。


この楽園の島でフランス料理を味わう贅沢。
夕日が沈み、深く濃いブルーの世界に包まれるころ、
静けさの中に人々の笑い声が優しく響き渡るレストランがある。
都会の慌しい時間とは、全く無縁のこの楽園で、
フランスのエスプリをきかせたお洒落な料理が、
ゆれる椰子の木のリズムにのって運ばれてくる。

バリのスパイスが、ほんの少し鼻の奥で香り、
フランスのエッセンスが、口の中に広がる。
それでいて、どこかに和を感じる奥ゆかしい食卓。
儚くて、優しくて、そして印象的に。



エルブランシュは、
バリ島にあるフレンチレストランをこの夏よりお手伝いします。
ニッポンのフレンチを、このアジアの高級リゾートに届ける為に。


この夏、このプロジェクトの大任を背負って、
エルブランシュより、ふたりの精鋭が海を渡ります。
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by le-tomo | 2012-05-28 01:11 | エル ブランシュへ、ようこそ

エルブランシュ5週年!

昨日、3月9日、
エルブランシュは5周年を迎えました。

2007年にエルブランシュがオープンして、5年間。
2009年には姉妹店、アジルジョーヌがオープン。
そして2010年には3号店のun十(あんじゅう)がオープンしました。
その他にも、いくつかのゲストハウスの料理監修もさせていただきました。


当然のことながら、山あり谷ありの5年間でしたが、
お客様に励まされ、スタッフに支えられ、ここまできました。
これからも、壁が立ちはだかることが幾度もあるでしょうが、
スタッフ一丸となって必ず乗り越え、
よりレベルの高いレストランを作り上げていこうと思います。

そこで6年目を迎えるにあたって、内部改革を始めました。
サービスの見直し、料理のレベルアップ、スタッフの教育などなど。
改革することは、すごくエネルギーの要る事ですが、
立ち止まらずに前に進む為に絶対に必要なことだと思いました。

それにはまず、僕が成長しなければなりません。
僕の成長無くして、レストランのレベルアップはありえませんから。


一つ、残念何お知らせですが、
今年3月末で、3号店目のun十が閉店することになりました。
un十閉店に関して、みなさんに本当にご心配おかけしています。
誠に申し訳ございません。
http://www.un-jyu.info/blog/index.php?e=101

ただ、僕たちは単に一店舗閉店するのではなく、新しいことにチャレンジしていきます。

6年目を向かえ、僕たちは海外にも目を向け、僕たちに出来ることを模索し、
新しい”何か”を見つけたいと思っています。
それが何なのか分りませんが、
必ず僕たちにしか出来ない”何か”があると信じています。

僕が目指しているのは”みんなに愛されるレストラン”です。
これからも、みなさんに愛されるレストランを目指し、
努力していくことをお約束いたします。

これからも、僕たちを応援してください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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by le-tomo | 2012-03-10 16:41 | 未分類

遅らばせながら。

あけましておめでとうございます。


去年はいろいろあったなぁ。
初めての経験がたくさんでした。
恐ろしい目にもあいました。
涙が出るほど嬉しいこともありました。

去年、ご迷惑をおかけしたみなさま、本当にすいませんでした。
去年、私たちを支え、励まし、応援してくださったみなさま、
本当にありがとうございました。

そして、2012年。
今年も前進あるのみ。


2012年、今年もエルブランシュをはじめ、
アジルジョーヌ、un十共々、何卒よろしくお願いいたします。





今日はさらに成人の日でしたね。

僕が20歳のときは、そう、箱根のオーミラドーで修行中の身。
当然、成人式には出れず、ごみを運んでるときに、
振袖をきている女の子を見て、
なんか世界が違うところにいるような感じだったのを覚えています。

まかないの時、勝又シェフより、お祝いの言葉をもらって、
すっごく嬉しかったなぁ。



さあて、今年も頑張って料理つくります。


みなさま、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



小川智寛
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by le-tomo | 2012-01-10 00:29 | エル ブランシュへ、ようこそ
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東京のエルコーポレーションと福井のマイナーリバーズの2つの会社を経営し、エルブランシュのオーナーシェフをしています。


by le-tomo
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