料理人の休日

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ポマールのドメーヌ、アンヌ・パラン(Anne PARENT)

フランスのブルゴーニュ地方、ポマールという村に
お隣のヴィルネイという小さな村から引っ越してきたパラン一家。
引っ越してきたのは1803年。
パラン家は、完璧なワインを求める力強い精神で、
フランスのみならず、海外でも高い評価を受け、
第3代アメリカ合衆国大統領、トーマス・ジェファーソンのお墨付きで、
ホワイトハウスでも愛されるほどでした。


完璧なワインを目指す精神は脈々と引き継がれ、
現在では、13代目当主、アンヌ・パラン氏(女性)が、
伝統的技法と最新の技術の融合で、
力強さとエレガントさを兼ね備え、色合いの深い、
素晴らしく美味しいワインをつくっています。



3月13日、
エルブランシュに、この偉大なワインの作り手、
パラン家の13代目当主、アンヌ・パラン氏がTV取材をかねて
食事に来てくれました。

(取材の様子、弟のブログより)
http://blog.livedoor.jp/kab/archives/51274333.html#comments

彼女は、ドメーヌ・パランのワインは料理と一緒に楽しむものです、
と僕に強く訴えました。
彼女も料理は得意だそうで、僕の作る料理に興味深々でした。

僕がフォワグラを焼き始めると、
「私も家でよくフォワグラを焼くわ。
私の焼き方は...。」

とか、

鴨を焼き始めると
「私の鴨のロティは最高よ!シェフと同じように皮からじっくり焼いて...」

とか、ずっとおしゃべりしてました。

そして、開けたワインは、ポマール2005(もちろん、ドメーヌ・パラン)。
彼女いわく、今世紀、最高のヴィンテージ。
彼女は、グラスに注がれたワインを熱心に、注意深く
色を見て、香りをかぎ、
一口、口に含むと、目をつむったまま、
しばらく考え込むように動かなくなりました。

「最高!」

このワインを飲んだあとの最初の言葉でした。
「エレガントさ、力強さ、熟成感、どれも素晴らしいわ」
彼女は満足そうにワインを飲みながら食事を楽しんでいました。

今回の食事は取材もかねていたので、TVカメラがまわっていていました。
僕と、パランさんが料理の話やワインの話をしているのを
ずっと撮影していたので、僕はちょっと緊張気味でした。
それでも、楽しくお話しをしながら、あっという間に4時間が経ち、
最後に彼女と握手を交わしました。

「エルブランシュは最高のレストランだわ。来年も必ず来ます。
フランスに来たときは、是非、私達のメゾン(家)に遊びに来てください。
今日はお礼に、料理ともとも相性のいい、2004年ヴィンテージのポマールを
置いていきます。」

彼女はおしゃべりで、かわいらしい女性でした。
彼女のつくるワインは力強く、エレガントですが、
どこかチャーミングさもあるのではないのでしょうか。
彼女と会って話した、僕の感想です。

アンヌ・パランさん、またお会いしましょう!

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by le-tomo | 2008-03-19 09:28 | エル ブランシュへ、ようこそ
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オーナーシェフとしてのいろいろ。


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